もしもあなたががんになったら

大岩 孝司 =著者

 

四六判並製/191P/本体1400円/2011.11.21/351-5/C0077

 


この十年間、末期がん患者の在宅緩和ケアに携わった医師が語る、がん終末期をいかに住み慣れた家で安心して自分らしく過ごすか。

 


<目次> 

第1章 住み慣れた家で暮らす

 

第2章 それぞれの物語

 

第3章 せん妄ということ

 

第4章 治療の初期段階からのせん妄

 

第5章 病院というところ

 

第6章 がん治療の受け方

 

第7章 認知症だからこそ住み慣れた家

 

第8章 意識はなくなるのか

 

第9章 息苦しいのも大丈夫

 

第10章“七転八倒の痛み”の意味

 


大岩 孝司(おおいわ たかし)

医師

1947年生まれ、東京都出身。

1972年千葉大学医学部卒業後、千葉大学医学部肺癌研究施設外科部門、その後国立佐倉病院(佐倉市)、結核予防会複十字病院(清瀬市)、鎗田病院(市原市)、松戸市立福祉医療センター東松戸病院で呼吸器外科医としておもに肺癌診療及び臨床研究に従事。

2001年に千葉市で在宅緩和ケア専門の診療所、「さくさべ坂通り診療所」開設、がん終末期の患者さんの自宅での療養を応援している。

著書「がんの最後は痛くない」文藝春秋社