清水真 =著者
123P/本体1300円/2017.6.1/367-6/C0077
腸内フローラ移植をするという選択肢
アトピー性皮膚炎、うつ病、がん、糖尿病、高血圧、免疫不全 etc
あきらめかけた難病にうんちに秘められた驚異のチカラで挑む。
世間では敬遠されがちな糞便ですが、すさまじいパワーを秘めており、潰瘍性大腸炎、クローン病、自閉症、6歳くらいまでのアトピー、その他、治療の手立てがないといわれる免疫異常の難病に対し、かなりの効果を発揮することがわかっています。(はじめにより抜粋)
<目次>
はじめに
第一章 入門編
糞便との出会い
腸内細菌とは
腸内フローラとうんち
腸内細菌とアンチエイジング
腸内細菌を慈しむ食生活とは
食物通過のスイッチ
究極のサプリメント
第二章 活用編
腸内フローラ移植への道
腸内フローラ移植の始動
当院の注腸移植とは
腸内フローラバンクの設立
大量の腸内フローラ移植による人格変容はあるのか
ヨーグルトを浣腸したら腸内細菌になりますか
腸と脳の関係
第三章 治療編
腸内フローラ移植実績
腸内フローラ移植のながれ
効果があった治療例について
ある患者さんの場合
治療例:潰瘍性大腸炎
治療例:過敏性腸症候群
治療例:アトピー性皮膚炎
治療例:うつ病
治療例:肺腺癌
治療例:慢性膵炎
治療例:糖尿病・糖尿病性腎症
治療例:高脂血症(高血圧)
治療例:子宮頸がんワクチン後遺症
第四章 未來へ
若返りのスイッチ
人によって腸内フローラはちがう
腸内細菌を生かすには
腸内フローラを整える食材
120歳の人生を健康で生きるために
おわりに
清水 真(しみず しん)
1959年生まれ。まことクリニック副院長。
臨床検査技師・臨床工学技士・大阪工業大学工学部応用化学科卒。
35年間の腸内細菌の研究により、生着しやすい腸内フローラ移植用の菌液を開発。
いちはやく腸内フローラバンクを設立し、80人以上のドナーの中から最適なフローラの組み合わせを選んで菌液を作成。著者の参加する移植チームは400例の移植で注目すべき成果をあげている。